2004年に最初のタロットを購入して、大体2014年頃に一度タロットから離れました。
タロットに飽きたというより、最初の熱が冷めたのがこの頃だったという感じです。
その後、手持ちのタロットを触ったり新作デッキを見に行ったりとほそぼそとタロットの関わりは持っていたのですが、特に新しく本やデッキを買い足したりはしていませんでした。
しかし、2025年に東京タロット美術館に行ったのをきっかけに、やっぱりタロット好きだなあという気持ちが戻ってきたので、もう一度タロットとちゃんと向き合ってみようかなと思っています。
で、元々いろんなデッキを見るのが好きだったので、タロットに戻ってから早速新しいデッキを探しまくっていたのですが、10年ほど前に比べると結構変わったなーと思った部分があったので記録しておきます。なお何かデータとかに基づいたものではなくて、私の体感で書いてます。
10年前に比べて変わったと思うこと
Youtube動画が増えた
これが最も変わった部分ですね。
10年前はそもそも動画環境が整っておらず、youtubeを見るということ自体に馴染んでいなかったと思うのですが、今やすっかり文字より動画情報のほうが強くなり、デッキの紹介も結構されていますね。
すべてのカードの絵柄を紹介していたり、シャッフルしたときの様子が見れたりするのは、デッキを買う上でかなりありがたいと思います。
ただ、私は圧倒的文字派なので個人勢の動画は見てなくて、購入を検討しているときにオフィシャルで出している動画を見る程度です。
インディーズが増えた
これは単に数が増えたのか、私が情報を受け取れるようになったのかは微妙なところではあるのですが、インディーズデッキがかなり増えたように思います。
国内のデッキだけに限っても、ハンドメイドサイトをのぞくと個人で作成されたデッキがいくつも検索で見つかるのは驚きました。
海外のデッキも色々ありそうですが、手を広げると物欲に収拾がつかなくなるのでしばらくは積極的に探しに行かないようにしようと思います…。
箱入り+専用解説書付きが増えた(?)
これもたまたま個人的に気に入ったものに多かっただけなのかもしれませんが、ボックス入りに専用解説書(しかもフルカラー)というセットが増えてきた気がします。
個人的にこの流れはすごく歓迎したいですね!
デッキにどのようなストーリーがあり、何を絵に込めているのかと言うのを知るのが好きなので、解説書があると何倍も楽しめます。
しかも値段はカードだけのデッキと比べても、そこまで高いわけでもないのでありがたいです。
多様性への反映
東京タロット美術館でいろんなカードを見てきて思ったのですが、カードにも近年の多様性の影響かなという絵柄のものが多々ありました。
多様性についてはかなり難しい問題なので個人的な意見をここに書くのは避けますが、わかりやすく時代の流れを取り込んだデッキが複数作成されている興味深いですね。
今後も、こういう「時代の空気」を伝えるようなデッキには注目したいなと思ってます。
単に面白いなというだけなので、多分購入はしないですけど…。

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